開講日時
授業時間
※月4回(1回1時間=4回)の受講になります。
※下記1曜日につき、
月2回の不定期開講になります。
開講日は前月末にお知らせしますので、
そのうちから自由に4時間受講して下さい。
※年齢と受講時間によって受講料が変わります。
詳しくはお気軽にお問合せ下さい。
●月曜日
1 時間目‥‥‥17:00~18:00
2 時間目‥‥‥18:00~19:00
●土曜日
1 時間目‥‥‥14:30~15:30
2 時間目‥‥‥15:30~16:30
指導方針
よくがんばった、
子どもらしい、
いきいきした、
できばえや結果だけを見るのではなく、
制作過程での、子どもたちのおどろきや感動を大切にしていきたいと思っています。
ほめることを忘れずに‥‥‥
お父さま、お母さま、ご家族の皆さまのご協力、ご理解を
お願い申し上げます。
子どもの当日の心身の状況によって作品が変化します
朝起きてから、こどもの生活は始まりますが、
朝早くから親のこごとを聞いたり叱責をうけると一日中暗い気持ちになります。
その日の状況によって描くテーマにも変化がみられます。
使用する色彩にも変化が出てまいります。
黒や紫色が出てきたり、赤が多量に使われたりすると心理的に何か変化が起きたことを示しています。
このことに大人たちは気づかねばなりません。
原因がすぐわかることもありますが、根深いことがあり、その原因をさぐるのに日数を要することもあります。
こんな理由で作品の返却はしないことにしています。
指導と親の口出しとのギャップ
指導上、作品制作過程の上ほめたり、助言したりしますが、親から見られた場合、結果だけをみてけなされたり、叱られたり、友達や兄弟、姉妹の作品を比べてけなされることがしばしばあります。
このことによって、子ども自身、くさったり、迷ったり、自信をなくすことが多いのです。
子どもの心理を理解し、適切な話し合いをすることが大切です。
1本の線! 1つの丸! にも、子どもの表現が隠されているのを理解しなくてはなりません。
絵画制作指導上、技術的なことよりもこのことの方がより重要なことです。
色彩あそびの理解
固定概念(例:チューリップ・ひまわり・おひさま・お人形・家等)、形の決まったものしか描かない子どもがいます。概念化した絵しか描けない子どもには、2つのタイプがあります。
親や兄・姉から教えられたものをくりかえし描く子ども、
自分の知っている形を描かないと安心していられない子どもたちです。
このガンコな固定観念を思い切って打ち砕かなければ創造性の芽は出ません。
ここでタカセがつくりだした概念くだきが、「色彩あそび」です。
決まった形を描くのではなく、形のないイメージを色や線で描いたり、筆やパスだけでなく手で描いたり、
スタンプをしたり、飛ばしたり、たたいたり、自由にやることで新しいイメージを発見したり、
色の重なりによっておこる変化を見つけたり、美しさを発見して楽しむことです。
この色彩あそびをくり返しすることによって固定概念がくだかれ新しい表現の方法を自らみいだせるのです。
くり返し息永くする必要があるので、お母さまお父さまの理解を望むものです。
テーマ
その日子どもたちが絵を描く”テーマ”を与えて絵を描かせることが普段多く行われている形です。
これだけをくり返していると、子どもたちはいつも与えられるものを待つ受け身の状態ばかり育てられます。
絵をかく、物をつくるということは、まず第一に自ら考え行動をおこすことが、上手、下手よりも大切なことです。
自分自身が体験したこと見たことなどのことがらをテーマとして選べるようになることが大切であり、創造の精神を養う大切なことです。
同じテーマを何回も続けて描く子どもも多くいます。
その同じテーマの中に少しづつでも今まで描いたことのない、違った要素を入れていく指導・助言を根気よく行うことが肝要です。
親たちの中には、せっかちに又、同じものを描いているという、
叱責の言葉を不用意に言っている人が少なくありません。
折角積み上げている積木をくずしているのに気づいておられないのではありませんか?
目に見えない、一見無意味に見える根気強い指導が必要なのです。
ご協力をお願いいたします。